というわけで、午後は三間町へ。中矢さんと、へんろ道「窓の峠」の看板の相談をすることに。
待ち合わせは道の駅みま「コスモス館」なのですが、ちょうどお昼時だったので、畦道の花で昼食ミーティングとなりました。
それにつけてもお野菜が安いのよね~。
畦道の花は、三間のおばちゃんたちが、地のものをふんだんに取り入れて作っているバイキングが大人気。
コーヒー付きで900円です。
ここ来ると、つい食べすぎちゃうんですよね。しかもとにかくお野菜がいろんな形でお料理されてて、感動的なくらい美味しい。今日は、カレーもあったので、ついルーだけ食べてみたり。これがまたでっかいころころしたじゃがいもが入ってるんですよ。
そんなわけで、しばし野菜談義。一人暮らしのブログ担当者みたいな世帯は、普通にお野菜とろうと思っても、なかなかはかせないから、こんなにたくさんの種類のお野菜って食べられないんですよね。その点、すごく嬉しい。でも、一般の家庭でもそんなにたくさんの種類は使えないよーとか、話していたのですが、そんな流れで、中矢さんから、ちょっとしたアイデアをたくさんいただいて目からウロコ。うーん。いかんいかん、自分も気持ちは生産者(笑)なので、それ以外のとこって、なかなか発想の転換ができないんですよね。すごくいろいろと今後生かせそうな面白い話ができましたよ!
その後、看板の打ち合わせをして、実際に窓の峠にあがってみることにしました。あがり口は、務田の手前。三間町に入る最初の坂のとこなんですけど、結構道路からはわかりにくい。案の定、おへんろさんの道しるべはまだ全然なかったです。
入口には、指がおちゃめな石碑。大正9年設置です。
案内標識も、少し奥にたっているので、目立たないんです。あれ?
多福院って何? それを知りたかったら、あがりましょう。
足に優しい土の道。勾配もそんなに激しくなく、山頂までは、5分もかかりません。すぐに明るい世界が見えてきました。
わくわく!どきどき!!
と、お楽しみの眺望は後にして、まずは謎の多福院です。いわれはよくわかんないんですけど、窓の峠をのぼった先の階段を登ると見えてくるお堂のことでした。正式には、務清山多福院とのこと。うーむ。このあたりは羽藤先生に聞かないとわかんないですね~。お茶が供えられていますが、中・・・鍵かかってるけど・・・・・何がはいってるんだろー・・・。気になる・・・穴開いてるし・・・・これは覗いてみたい煩悩との試練なのかなぁ・・・。
あっさり負けた。覗いてみちゃいました。左のほうには、どう見ても閻魔様。。。しかもたくさん・・・。右のほうにはチューインガム♪じゃなかった、なにやら仏様が・・・。うーむ。ますますよくわかんない。
「ばちあたりめがっ!」
すみません。でも、この周辺って、神社もあるのだそうで、古めかしい五輪塔もあったり、ちょっと不思議な空間ですが、気持ち悪さとか禍々しさはなくて、とことんすがすがしくて気持ちいいんです。弘法大師さまが三間は霊的な場所とされたのもさもありなんな感じ。しかも、宇和島市名誉市民「井関邦三郎さん」のお墓も発見!うわーお。まだまだ知らんこと多いなぁ。宇和島市・・・。
というわけで、お待たせしました。峠を越えた風景をご開帳。じゃじゃーーーーーーーーん♪ 三間盆地が一望にできました!!きれーーーーーーい!!気持ちいい!!!
降りる方向の道もさくさくと気持ちよさそうです。
なにぶん、高速道路の工事の関係で工事車両が行き来するちょっとした難所の務田前。
ちょっと左を見ていただければ、入口が見えます。近々おへんろマーク入りの看板をたてますので、おへんろさんじゃない方でも、山の香りと風景を楽しみにぜひ歩いてみてくださいね。
余談ですが、隣には、産業遺跡「宇和島軽便鉄道時代のレンガつくりのトンネル」があります。実はこれ知る人ぞ知るすんごい歴史的価値も高い史跡なのですが・・・・現在封鎖中。
あ~。まだまだ知らないことたくさんあるなーと反省しつつ、帰庁後は、県企画調整課の職員さんと、移住ツアーの打ち合わせをしました。
うーん。長い一日だったけど、充実した楽しい日だった。今日のブログ担当者のデート相手中矢研究員とお会いした人は、旧庄屋毛利家で第2水曜日に開催されている「いろり会」においでください。中矢いろり名人WITH毛利家を守る会のダンディなおじちゃんたちと、いろりを囲んで楽しい語らいができます!次回は9月10日の開催予定です。