このブログは、平成19年6月から平成22年3月までの間、愛媛県の南予地域活性化策の一つとして、宇和島市が住民のみなさんと取り組んだ「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」の軌跡と、当時の担当職員の日々の記録であり、平成22年3月末日を持って、新しい記事が更新されることはありません。
平成22年4月、「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」は、「うわじま虹色ツーリズム」として、会員である市民のみなさんが、独立運営を行っており、そちらの記録は「うわじま虹色ツーリズムです!」ブログをご覧ください。

2008年5月31日土曜日

宇和島夏の風物詩・そうめん流しがはじまるよ!

やってきました宇和島の夏が!
今日は薬師谷そうめん流しの開所式がありました。
副市長のごあいさつと、主催する老人クラブの会長さんのごあいさつの後、早速試食会の準備へ。

待ち遠しい時間の合間に、本日が初薬師谷渓谷の小林さんに、ヒゲ係長が薬師谷渓谷マップで、ご案内。
ちょっと紛らわしいんですけど、滑床と同じ「雪輪の滝」っていう名前の滝があるんですよね・・・。
報道さんもたくさん来てくれました。
開所式にご案内された来賓の方は、ほとんどおっちゃんだったので、うちのTと協会のHちゃんがカメラの集中攻撃に・・・嗚呼。あわれなり・・・。

厨房では、おばちゃんたちが、てんてこまい!うーん、しかし、いっぺん流すのやってみたいかも・・・。

だしの風味のよくきいた秘伝のタレに、好みでたまねぎとシソとねぎとわさびをいれます。

そして流れてきたところをざさっと掬って食べるのです。
タレが薄くなってきたら、下においてるバケツにすてて、新しいタレを入れることができます。
たまには、写されるのもいいんじゃないかと、お礼に記者さんたち撮ってみました。「写さないでくれ~」とおっしゃてましたが、取り逃げし。

おもしろかったので、ブログにも載せてしまいました。ネタにしてごめんなさーい。テレビやら、新聞やらでご覧いただいてブログ見に来た皆さん、この方々が記者さんでーす♪ そんなわけで、せせらぎが涼しい薬師谷渓谷では、
9月7日まで午前10時から午後6時までの間、休みなしで営業してるカニ
料金は大人600円、小学生400円、幼児が150円。
お問い合わせは、27-2044(そうめん流し会場) 番。
老人クラブの皆さんのあったかいおもてなしで好評営業中だチョウ
ブログ担当者の親父化も進行中・・・。

2008年5月30日金曜日

続・子猫狂想曲

※ 1月31日の記事に続き、猫の話題です。猫嫌いな方は読まない方が・・・(笑)

えーっと、29日に、松山市に出張して残務を終え、へろへろで帰宅する途中に、ずーーーーーっと猫の鳴き声が聞こえるんですね。
空耳かなぁとも思っていたのですが、あまりに切羽つまった声で鳴き続けていたので、どうにも気になって、探すことに。
植え込みの中の手が届かないところにいるらしいのはわかったものの、暗くて見えないし、近づけば威嚇するしで、すったもんだの末、多分たっぷり一時間くらいはかかってなんとか捕獲。

歯は生えていたので缶詰をあげたら、しばらくむしゃむしゃしていたのですが、食べながら缶詰に顔突っ込んで動かなくなり、またむしゃしむゃしたと思ったら動かなくなり・・・。眠いなら食べるのやめて寝よーよ。

その時点ですでに深夜だったので、ちっちゃい箱にタオルをしいて台所で寝かしていたのですが、しばらくすると、堰を切ったように泣き出す始末。結局、自分も台所でタオルごとひざに抱えて、なでてやりながらなんとなく休み、朝になってから、ノミとりシャンプーでわしゃわしゃ洗い上げたら、案外綺麗になり、なかなかの器量良しが判明。

翌日、他に用事もあったので、2時間お休みをいただき、用事をすませた後、動物病院とかに電話して、子猫を欲しがっている人がいないか聞いてみたのですが、どうも今そういうシーズンらしく、間に合ってるとのこと。

イヌネコ担当課にも聞いてみたのですが、どうも今そういうシーズンらしく、毎週のように子猫が連れてこられているらしいです・・・はぁ~。
仕方なく、職場に持っていって、みんなに協力してもらったところ、なんとか試しに預かりましょうかと言ってくれた方にお願いすることができました。
まぁ、こんなこと、所詮自己満足でしかなく、来週のドナドナの日までに飼ってくれる人がいなければ、手放さなければならないだろうとも覚悟してましたので、ご協力いただいた皆さんには感謝感謝です。
処分されてしまう子猫たちの分まで、元気に大きくなるんだよぉ~。

2008年5月29日木曜日

mitまちなか大学行ってきました

29日は、mitまちなか大学に行ってきました。

愛大の和田寿博準教授とゼミの学生さんから「鬼北・愛南・宇和島のグリーン・ツーリズム」について、研究発表ということで、出向いたのですが、おそらくは、一生足を運ぶ機会がなかったであろう、若い子たちが、ゼミ活動で宇和島圏域を訪れたという点では、良かったのではないかと。

会場内参加された方から、いろいろな発言が飛び交ったのですが、ある女性の方から
「今日は時間がないから、機会があれば、何かの形で教えてほしい。都市の一人と愛南町の一人は違うのではないか、これについて行政の人たちはどう思うか、地域活性化のハードルをどのように考えているのか」
と言った発言がありました。

また、その他いろいろと感じることも多かったのですが、うまく言葉になりそうにないのと長くなりそうなので、宿題ということで、後日何かの機会に書きたいと思います。

その後、ひげ係長と所要で国際交流センターの方へ行き、折りよく来られていた姉妹都市ハワイのイケメンインターン生とお話することができました(写真撮り忘れちゃいました・・・)。

帰りがけに、牛鬼まつりのポスター設置のお願いと南楽園さんの菖蒲が飾られていたはずと、「エミフルMASAKI」さんをおたずねしたところ、やはりポスターの展示は受けていないとのことで、担当の方と、その他のPRの仕方についてご相談させていただいたのですが、思わぬ良いお話しにつながりそうです。ちなみに菖蒲は前日まででした・・・。

しかし、エミフルさん広いっす。


まだまだ敷地内にいろいろ建設されていくみたいです。楽しみですね!

2008年5月28日水曜日

どこもいろいろやってるんだなぁ~

篠山のパトロール反省会ということで、本日は一本松町のあけぼの荘へ行ってました。
行ってからショーーーーック!!温泉が割引の日でした・・・。嗚呼着替えもってくればよかった・・・。

期間中、5,000人くらい来たんじゃないかとのことで、篠山人気に改めてびっくり。
今年は虹色ツー事業の中で、徐々に市民の皆さんに参加してもらって、モニターツアーを実施していきたいと思っているのですが、海辺の小学校の親子さんを対象に、篠山の山頂まで登ってお弁当食べて、降りて学習館で木工体験のようなことをして、サギソウのお花を見て、祓川温泉につかるくらいで、企画したいなぁと思いました。

エコツアーガイドということで、篠山クラブさんの方で、ご案内いただけそうなので、いい感じの自然学習にもなるように、ちょっとつめて考えてみたいと思います。

さて、そんな資源豊かな宇和島圏域のグリーン・ツーリズムをテーマに、明日、まちなか大学が開催されます。
今年の冬に、遊海さんに愛大生が来ていたときの模様が話されるみたいなので、ひげ係長と行ってこようと思ってます。
興味のある方は、参加しませんか?

詳しくは↓をクリックしてください。


また、今日の会議でご一緒した皆さんからいろいろと面白い情報もいただきました。
まずは環境省のアクティブレンジャーのNさん情報。三崎小学校5年生の総合学習の一環で、子供たちのアイデアが随所に光る「竜串へカモーン」というマップを見せていただいたのですが、これがかわいくてなんか味があるのです。一度は必ず故郷を離れるだろう子供たちだから、今のうちにふるさとの自然のいいとこを見せてあげたいとのことで、実際に現場に子供たちがふれて、生まれた俳句と絵のパンフレットは、手作り感たっぷりで、とてもあたたかい素敵な仕上がりになってました。
ちょっと竜串行きたくなっちゃう感じです。
それから、宿毛市の職員さんからは、「すくもホタル守ろう会」さんによる「ほたるの里 宿毛ホタルマップ」を数部いただきました。宿毛市内の3箇所のほたる出没ポイントの情報と、見ごろ情報が、ゲンジボタルのゲンくんの紹介で、見やすくデザインされていて、これまたいい感じ。3地区とも、もうホタルが飛んでいるそうで、長いところだと6月中旬くらいまで見えるそうです。
観光課窓口に置いてますので、興味のある方は、お立ち寄りください。
圏域の取り組みを聞いていると、元気がでてきます。
うーむ。うちもぼちぼち頑張るぞ!
と掛け声だけは勇ましく・・・・・。

2008年5月26日月曜日

津島郷岩松なっそ物語

自分でも最近、やたら津島町の話題が多いなぁと思ってはいます。
何かとお呼びがかかったり、いろいろな情報がよく入ってくるのが、津島町方面。
「岩松町並み保存会」の活動がぬきんでて活発というのも確かにあるんですが、基本、津島町の人は面白いと思うんですよね~。
きっと、獅子文六さんも、そう思ったから、「てんやわんや」が生まれたんではないかと。
そんな「津島町岩松」の酒蔵をシンボルとしたまちづくりの日々を簡単に紹介するチラシが出来ました。

↓クリックで拡大

観光課にも持ってきてもらったので、少しならおわけできます。
岩松の皆さんは、土地の文化や歴史や暮らしを大事にしながら、それを生かした活動をされているなぁと、よくわかる内容です。
ほんとは、こういう活動を草の根でやっている人たちが、もっといろんなところから出てきてくれれば面白いなぁと思うのですが、宇和島人気質というか、ぬきんでていくことをあまり好まず、協調性を大事にする気風のおかげで、NPO法人とかの数も、人口の割りに、少なかったりし。

愛媛県内NPO法人一覧

なんでこんなこと思うかというと、最近の補助制度は、NPO法人とか、協議会、コミュニティ組織の自主事業を支援するものが多いので、活動資金の不足で、思うようにやりたいことができない団体さんを見ていると、ちょっと切ないわけです。
この4月から権限委譲がされて、NPO法人の申請窓口が市に移りましたので、法人化を考えられている方は、お気軽にご相談においでください(自分が担当じゃないけど・笑)。

2008年5月23日金曜日

だてまぐろ?

ここ数日、
「まぐろが食べられる店はどこ?」
というお問い合わせをいただくため、首をかしげていたのですが、テレビで放映されていたみたい・・・。
ううう。自分、あまりテレビ見ないので、地域情報に疎いんですよね~。

「新鮮!まる生愛媛」だてまぐろ

そんなわけで、市内郷土料理店2店舗が期間限定で提供しているそうです。
かどや弁天町さんの方は、チラシをいただいたので、下記をご確認ください。
和日輔さんの方は、こちらのHPに詳しく掲載されていますので、ご覧ください。

「ぐるなび 愛媛版/旬膳・郷土膳 和日輔」

↓クリックで拡大します


それにしても、まぐろかぁ。
さばくの大変そうですよね~。どれくらいの大きさで出荷するのかなぁ・・・。
そんなこと思いつつ調べてみると、辻水産さんのホームページに写真とか、泳いでる動画がのってました♪

「辻水産ホームページ」パートナー紹介:宇和海漁業生産組合

美味しそう♪
出荷数に限りがあるからか、期間限定とのことなので、早くいかなきゃ!

2008年5月22日木曜日

モノを作る人たちのお祭りだーい!

宇和島市は、みかんや真珠に代表される第1次産業が盛んな地域なので、やれ産業まつりだ、物産展だというと、地場産品として出てくるものは、食品や食品加工物が多いです。

ところがどっこい、さすが、宇和島伊達藩のお膝元!陶芸や工芸などで高い技術を誇る方もたくさんいまして、年に一回、そういった「モノ」を作る人たちのお祭りがあります。
今週末の土日に、南予文化会館で実施される「うわじま手作り楽市楽座 2008」というイベントなのですが、うちの研究員さんも、何人か出展・即売をされたり、お手伝いされたりと、大活躍の予定です。

昨年は、お手伝いとして参加させていただいたのですが、よくもまー、何もないところから、こんな作品が生まれるものだなぁと感心することしきり。
二日間開催されていますので、ぜひお立ち寄りください!

「うわじま手作り楽市楽座2008」

2008年5月20日火曜日

漁家民宿・レストラン「海荘 四季」オープン!

関東は、大荒れだったみたいですが、みんなの行いがよかったのか、上天気!
絶好の開業日和で、丸一日、ご機嫌の体験モニターデーとなりました!

9時30分に市役所を出発して、10時に到着。「井伊渡船」の看板目当てに進むと見えてくる、ちょっとモダンなこの建物がレストランです。

宿泊者の見立てで入ってきたこととして、まずは宿泊先の井伊さんちにご案内いただきました。
古い木造船の材を使った看板が、いい風合です。

ご自宅は、立派な日本家屋。こちらの8畳間と、ちょっと離れた6畳間を客間として使用します。
お迎えの観葉植物が目に優しい感じです。
とりあえず、体験行ってみよーということで、ご近所にある「土居真珠」さんのところで、真珠養殖の体験に行くことに。
歩くにはちょっと遠いということで、船を出してくれました。
山里からやってきた三間の中矢さん、久々の船のり体験に、ににこにこです。

船長りりしい!
真珠産業は、現在挿核作業、真っ只中!
宇和島では、超メジャーな産業の真珠ですが、意外に地元の人もどんな風に真珠ができるのか知らないもので、興味深々で、見てます。
入れた珠がどんな風に真珠になっているのかということで、珠の取り出しもやってくださったのですが・・・・。
ん?
作業中に見学に来てしまったため、水揚げしたままほっとかれた貝を前に、「貝が白くなるでー!はよ作業せな、かわいそう!!」漁家民宿「遊海」のおかみさんが、見かねてお手伝い(笑)。せっかく素敵なお召し物で来てくださったのですが、すっかり、本業モードに切り替わってます!!と、そこで何か出てきたみたい・・・。
「あら、かわいい。なまこの子供がいたわよ♪」
「あら赤なまこもいたわよ♪」
・・・いや、自分も海の子なんで、なまこ自体は、珍しくないんですけど、かわいいかと聞かれると、絶対かわいくないと思います!!むしろかなり不気味な感じじゃないかと・・・。ちなみに、この後ちゃんと海に返してあげましただよ。
ところ変わって、2階では、真珠の珠そのもののよしあしについて、現物を見せてもらいながら説明いただきました。
偽者と本物の見分け方とか、なんでテレビショッピングでは1万円で販売できているのかとか、賢い消費者のための知識が満載。
ちなみに、お値打ち品の真珠ご購入を検討されている方は、東京のデパートで1点買いする金額よりも、宇和島にやってきていろいろなレクチャーを受けながら、商品を買って、一泊宿泊して観光して土産買う方が、商品価格足す旅費のトータルでも比較すると、安かったりしますので、ぜひ来て見て買ってね。
今日はちょっと風がありましたけど、相変わらず湖みたいに静かな海面です。
思わず泳ぎたくなるくらいですが、時節柄くらげがぷかぷかしてました。そういえば、水くらげ水槽で飼うのが一時期ブームでしたよね。何が流行るのかわかんないもんですなぁ。
さて、戻ってきたところで、お待ちかねの昼食です♪レストランからは、こんなにいい景色がご覧いただけるので、食もすすみます。
お料理は、渡船の方の船長をしている息子さんの奥様ゆかさんが担当。
風情のあるコスチュームでお迎えしてくださり、本日のお品の説明をしてくれました。
田舎料理ということで、海の幸山の幸、自宅で作った野菜や、自家製の酢味噌など、地産地消のお手本のようなメニューです。
今回、モニターで行ったこともあり、どんな感じの料理がよいか手探りでいろいろそろえてくれていました。
女性にとっては、ちょっとボリュームがありましたが、男の人は、これくらいでも大丈夫みたい。
前菜、カワハギとイカのお刺身に、フカの湯ざらし、ふろふき大根、貝柱とキビナゴのフライ、サラダにフルーツにデザート、アサリの酒蒸し、お吸い物、自家製お漬物3種に、ご飯はメカブ丼。
このメカブ丼が意外に大好評でした。
レストランの方は、予約なしでも大丈夫とのことですので、お近くにおいでの際は、ぜひ一度味わってみてください。
午後からは、井伊さんオリジナルの体験です。
真珠筏で使えなくなったブイを利用して、プランターを作ります。
全部の行程をやろうと思うと、それなりに日数と手間がかかるので、ある程度までは井伊さんが仕上げてくれています。
ブイって言っても、あんまりピンと来ないですかね。これが元の形なのだけど、フジツボとかが、かなりがっしりついているため、まずはこれを落として、表面を綺麗にし、塗料を三度塗りくらいして、色目を綺麗にします。
で、あらかじめパーツごとに作ってもらっていたものを組み合わせて、ねじを打ったり、色をつけたりします。
・・・こういう繊細な作業が苦手なブログ担当者はみ~て~る~だ~け~♪にゃんこの手で応援。1時間くらいで、可愛らしい招福にゃんこの出来上がりです。

同じ三浦で、みかん染めの工房「和楽路工房」を開いている河野さんは、自分が工房にいる時の目印にと、一個お買い上げ(笑)この子が置いてあったら、和楽路工房のぞいてみてくださいね。最後に、みんなで今日の感想とふりかえりをしました。
食事の出し方や量、体験の価格設定や、全体の内容など、いろいろな意見が出ました。

今日は4時から仕度してくれていたゆかちゃんと、しっかり締めてくれた井伊さん。
井伊さんは、自分の家だけで、すべてまかなう感じではなく、地域の中で、いろいろなひとがいろいろなことをしているところをどんどん紹介しながら、周りにも経済効果が波及し、活性化するようになればいいなぁと、語ってくれました。
あっという間の一日でしたが、とても楽しかったです。ありがとうございました。それからお疲れさまでした。
青い海と山に囲まれた三浦湾の「海荘 四季」
1泊2食付で、7,000円です。
本日コラボした土居真珠さんの真珠体験をはじめ、磯遊びや筏釣り、メダカの餌やりや、ぷち収穫体験など、ゆったりした田舎を満喫できる休日が過ごせます。
ぜひ遊びに来てください!漁家民宿・漁村レストラン「海荘 四季(かいそう しき)」
798-0102 宇和島市三浦西3221番地
電話:0895-29-0523  ファックス0895-29-0600
井伊 秀夫 さん









2008年5月19日月曜日

お宅拝見!

明日は、井伊渡船さんこと漁家民宿・レストラン「海荘四季」のオープンの日ということで、10時から現地で、体験モニターを実施します。

先行して開業した「遊海」さんに続き、少しずつお客様を「泊める」システムに興味を持つ研究員さんが増えてきたかなと、ありがたく感じるわけですが、宇和島市の中心部には、ビジネスホテルがたくさんあることと(真珠買い付け業者さんとかが定量的に入ってくるんですが、交通アクセスが良くなるにつれ、宿泊者は減少してます)、愛南町さんですでに7件の農林漁家民宿が開業していることもあり、虹色ツーでは、「何はさておき民宿を!」とかの強引プッシュは、あまりしていない現状です。

もちろん役人的には、宿泊者が多いほうが滞在時間や経済効果が高いとか、あそことここには宿泊施設がないから欲しいとか、いろいろ考えるのですが、基本「やりたい人」に楽しくやってもらって、細々でかまわないから、地域に溶け込みながら長く続けてもらえるといいなぁと思っています。

でもって、現在宇和島には2件の漁家民宿があるわけですが、農家民宿はまだなんです。
一般的には農家民宿の方がすすめやすい傾向にあるので、なかなかおもしろい特徴だなぁと思うのですが、そんな中、農家民宿に取り組もうとしている元気な女性がお二人いらっしゃいまして、週末と本日で、お宅訪問してきました。

まずは、鬼北町のIさんち。
ものすんごく広々した、田舎の農家さんです。田んぼに囲まれ、畑も青々。
さぞいろいろな体験ができるよなぁと、頼もしいことしきり
カエルにも遭遇してしまいました。
もう一件は、大超寺奥のMさんち。
ちょっとしたペンション風でおしゃれな外観です。

1階はカフェになっていて、これがまたレトロな感じと、カントリーな感じが絶妙のセンスで、すごく雰囲気がよいのです。

現在開業に向けて勉強&準備中のお二人ですが、早く皆さんにご案内できるようになるといいなぁと感じる素敵なお宅でした。