このブログは、平成19年6月から平成22年3月までの間、愛媛県の南予地域活性化策の一つとして、宇和島市が住民のみなさんと取り組んだ「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」の軌跡と、当時の担当職員の日々の記録であり、平成22年3月末日を持って、新しい記事が更新されることはありません。
平成22年4月、「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」は、「うわじま虹色ツーリズム」として、会員である市民のみなさんが、独立運営を行っており、そちらの記録は「うわじま虹色ツーリズムです!」ブログをご覧ください。

2008年5月12日月曜日

海にやさしく

宇和島市にこられた方は、よく「海が綺麗ですね」と言ってくださるのですが、なかなか素直にお礼が言えなかったりしています。
自分の実家は、玄関から5メートルも出れば海があり、「プライベートビーチ」(笑)と呼んでいて、夏休みには命札を持参して、カッパのように泳いでいたものですが、いつの頃からか、海に入って泳ぐと、体がかゆくなるようになり、泳がなくなりました。
小学校でも遠泳大会といって、学校の前の海を延々8の字かいて泳ぐという、今考えると、なかなかサバイバルな大会があったりもしたのですが、それもなくなってしまいまして、今考えると、その頃から海が汚れてきていたのかなと思います。
海は当たり前に、ヒトのすることを許してくれるものだと思っていたのだけど、数年前「真珠貝の大量へい死」という大きなしっぺ返しをくらい、真珠養殖業は大打撃を受けます。また、例年規模の大小はあれ、赤潮も発生していて、木を植えたり、コンブを養殖したりと、いろいろな方が努力されていますが、まだまだ海が綺麗ですと胸をはって話せる状態ではないかなぁ。

そんな海を美しくするための活動の一つとして、宇和島市の推奨品にも認定されている「八坂石鹸」さんでは、75年も前から石鹸作りをされており、環境に優しいリサイクル石鹸を作られています。

「八坂石鹸HP」
「八坂石鹸ブログ こだわりのリサイクル石けん屋」

昨年、ひょんなことから、ご主人の増田さんとお話する機会があり、今日は所要で事務所に来られたので、少しお話をしました。ブログ書くのが大変って苦笑いされていたのですが、相変わらず意識の高い方でこちらも励みになります。
八坂石鹸は、都市の方での需要がすごく高いんだそうです。環境に対する意識が都市の方は高いんですよね。反面、地元での反応はイマイチみたいなのですが、「それじゃ意味がない。地元で売って、海を綺麗にしたい」と、ことあるごとに、啓発活動も行われています。

自分も使わせていただいているのですが、自分がおすすめするのは、下記の手作り石鹸。
竹酢炭石けん、アロエ石けん、EM石けん、よもぎ石けん、ゆず石けんの5種類があるのですが、自分クレンジングとか使わないです。これ一個で顔も体もOK。




洗濯用のものもいくつも出ているのですが、すごく白くなるんですよ!おまけに肌にも優しくて一石二鳥。

そんなわけで、皆さんのご家庭の洗剤は、何を使われてますか?お祝い返しやお中元にいただいた洗剤のセットがたくさん残っているかもしれませんが(笑)環境に優しいものに変えてみたり、廃油を使って自作の石鹸づくりなんていかがですか?