このブログは、平成19年6月から平成22年3月までの間、愛媛県の南予地域活性化策の一つとして、宇和島市が住民のみなさんと取り組んだ「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」の軌跡と、当時の担当職員の日々の記録であり、平成22年3月末日を持って、新しい記事が更新されることはありません。
平成22年4月、「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」は、「うわじま虹色ツーリズム」として、会員である市民のみなさんが、独立運営を行っており、そちらの記録は「うわじま虹色ツーリズムです!」ブログをご覧ください。

2008年8月23日土曜日

午前中は某所に潜入取材!

今日の記事も二段がまえです。

というわけで、今日の午前中は、宇和島市の一大事業、きっと100年に一回あるかないかくらいの市立宇和島病院改築現場に潜入です。思い起こせばここに至るまでにはいろんないろんないろんな苦難と、思いがけない出来事がごんごんあったものの、晴れて10月15日から新館オープンなのだそうです。そんなわけで、上手く患者さんを流すことができるかどうか、市職員を患者役に練習してみましょうっていうのに、応募してみたのでした。なんでも最初が好き♪

まずは、受付です。写真の左側にあるイントレのさらに左の方が旧館のうらっかわになります。わくわくどきどき。

名前を確認してもらって、もってきたスリッパにはきかえます。新しい建物なので、まだ土足厳禁なのだそうです。
集合場所にはケーブルテレビのTちゃんが居ました。市立病院の特集番組が時々流れているのだけど、その取材だそうです。
っていうか、そうこうするうちに、芋の子洗うような状態に・・・。
まずは、患者役、病院側両方集まってるとこで、院長先生のごあいさつ。今日が実質初めてであり、まだなかなか準備が行き届かないとこもありますが、病院の人間は、誰がどの仕事ということではなく、病院対患者という気持ちで、みんなで患者さんを第一に考えて動いてくださいとのこと。ちょっと感動。
折角の感動シーンなのですが、こびっちょのブログ担当者、手をのばしてとってるため、写真が曲がってます・・・。
次に患者役の職員が下に下りて説明を聞きます。入庁当時から可愛がっていただいているK先輩の説明は、相変わらず、おもしろトーク。今日は、実質初めて全科動かす日で、270人分の患者役を流していくので、ギャルがあたってもお年寄りがあたっても、待ち時間が長くても文句言わないでね。その分、アンケートにしっかり記入してください。今度は存分にクレーマー役やってもらいますのでとのこと。 おばさまたち大うけ(笑)あなどれん・・・。冴え渡るおば様キラーっぶりです(爆笑)
ダンボールの中には、想定される患者さんの情報がぎっしり。ちなみにスリッパは、スタッフおそろいだそうです。地味に可愛い。
ブログ担当者は、最初60歳の副鼻腔炎再診患者という想定。直接診療科の窓口へ行きます。
新しい病院すごく綺麗。表示もおっきくかかれてます。でもわかりやすいかと言われると、微妙にわかんない。耳鼻いんこう科→って書いているのですが、この横に他の科があって、二つのフロアが一つの受付窓口なんですね。それに気がつくのに時間がかかってしまいました。そもそもブログ担当者、健康だけがとりえなので、総合病院なんて、生まれて数えるほどしか行ったことないんです。最初から再診の設定をもらったのは、厳しかったかも・・・。
受付は全部コンピュータ。受付のお姉さんたちも、大忙しです。二つの診療科が同じ窓口で、会計の計算窓口も同じなので、上手く仕切れていた方が、どこに並べばいいかわかりやすかったかな。
でも、受付のお姉さん、多少緊張されてましたけど、とても対応が良かったです。ありがとう。
待合室で待っている間は、順番が電光掲示板に記されます。予約時間からの進行状況も表示されます。自分の番のときは、ぴんぽーんってチャイムが鳴って
こういう表示が出るので、指定された診察室へ入ります。入るとそこでは・・・
先生が真剣にパソコン操作してましたっ!システムが全部新しいし、カルテが全部電子化されているので、操作もすごく複雑みたい。鼻の処置とお薬の処方せんと、次回診療日の予約をしました。
外はえらいことに・・・。
中庭では、緑が青々。ちょっとほっとしますね。
最後にお会計をすませて、アンケートに記入して、2クール目に入りました。
最初とはいえ、結構厳しく書きました。
一緒に参加していたJとも話したのですが、自分ら観光の仕事しているので、話し方とか、おもてなしの気持ちに特に敏感になってしまうんですよね。「お待たせしました」とか「お大事に」とかの一言と笑顔で気持ちが楽になることってありますもんね。アンケートも技術的な部分とかはよくわからないので、そちらの関係で気がついたことを書きました。でも、素晴らしい応対の方もいるんですよね。見習うとこは見習って、反対にどうかなって思うところは、自分たちも気をつけないとねってことで、いい意味で自分たちの応対を見直すきっかけにもなりましたよ。

オープンまでにあと、何度か練習があります。最後の練習には日程が許せば参加したいです。
でも、病院スタッフのみなさん、今はとにかく夜昼休日ない状態で働いておられます。通常の診療をこなしつつの仕事ですし、初めてのことだけにストレスもかさんでいるんじゃないかと。体には気をつけて、笑顔で開院が迎えられるよう祈ってますし、お手伝いできることは、これからもしたいと思います。