8月にたちあがった「うわじま虹色ツーリズム」研究会ですが、この半年にやったことのご紹介ということで、23日午後1時から津島町岩松の西村酒造の酒蔵を使って、発表会を開催しました。
大いに反省するところです。来年は、もう少しスマートにできるといいなぁ。
仏さまが会場におわす発表会は、多分ここだけでは・・・。
これは、広報のよっくんに、下請けをお願いしたものです。なんせ長いし、普通のパソコンではできません。よっくん忙しいとこありがとう。全体のパネル印刷は、観光協会の井上くんが手伝ってくれました。
発表会は、市長のあいさつではじまりましたが、暖房、プロジェクター、ライトと、がんがんに電気フル稼働だったため、市長が話し始めた途端、ヒューズが飛ぶこと2回(笑)
全部で13人の発表者に持ち時間基本5分でお願いしていたのですが、押して、2人は後回し。でも、発表者の皆さん、頑張ってくれました。んなに多様でバラエティ豊かな(っていうか、ばらばらが許される)発表会って、きっとない(笑・順番くじ引きだし)スタッフとして聞いていても、すごく楽しかったです。
安心院町グリーン・ツーリズム研究会の宮田会長の講演では、お持ちいただいていたスライドの映写機のピントがあわず、調整にずいぶん時間がかかり、使ったことなかったから、映写の方向も反対に映し出されるなど、ハプニング続出。
でも、わざわざ来ていただいたかいがありました。
宮田会長のお話は、ほんっっっとに実践者としても、一人のまちづくりの専門家としても、すごい吸引力のあるおもしろいお話です。
うちの研究員さんたちも、うむうむと、うなづいていて、大いに参考になった様子。
それにつけても、雨こそふらなかったものの、寒い寒い。
玄関で、席のくじと一緒に(席はくじ引きで座ってもらいました)使い捨てカイロと山下さんの作ってくれた唐まんを配っていたのですが、少々のぬくもりでは追いつかず。
みんなきっと風邪ひいたよね。うん。ひいた、ひいた・・・。
そんなわけで、最後の意見交換会では、人数が目減りしてました。
けど、なかなかの本音トークが炸裂して、おもしろい話し合いができたんじゃないかと思います。
意見交換会では、今年度、地域振興アドバイザーとして、虹色ツーリズム研究会に関わっていただいた漁村計画研究所の富田宏さん、寺川ムラまち研究所の寺川さん、立教大学観光学部の安島教授から、それぞれお話をいただきました。
その後、近藤会館に会場を移し、美味しい郷土料理と、多分ここでだけだと思うのですが、岩松のどぶろく「なっそ」段畑の焼酎「段酌」、西本酒造の吟醸酒「大番」「虎の尾」南四国ファームの「みかんクラブNO1」を飲み比べました。
いいお酒にいいお料理でした。・・・飲めんかったのがすごーく心残りです。
後日、いろいろな方から感想をいただきました。
「これがどうなるんかわからんし、どうすればいいかねー」と言われた方がいたそうです。
私にもわかりません。でも、この回は、これまでやったことのご報告の会で、集大成の発表ではないのです。虹色ツーリズムの研究自体は、今も継続しており、今後、このばらばらの個性が、どういう形になっていくのか、楽しみでもあります。
また、「こんなの行政の自己満足やろ」といわれた方がいたそうです。
それを聞いた方は、「そう?自分は、こんなことしている人が宇和島にいるなんて知らなかったし、この場がたとえ行政の自己満足でも、それを聞いて、知らなかったもん同士がつながって、新しいことをやるのは、住民の方やろ。自分は、発表した人らと、連携して、なんかできたらいいなぁと思うけど」と、言ってくれたそうです。なんかうれしかったなぁ。
まだまだいろいろなご意見やご感想があるのだと思いますが、悩みながら、一生懸命、動いてくださった研究員さんと、寒い中座り続けてくださったお客様に、まずは感謝です。この日、ご覧いただいたお客様も、そうでない皆様も、外で見ているより、中に入って一緒にああでもないこうでもないやってると、かなり楽しいです。
今後も明るく楽しくぼちぼち頑張りますので、もし興味のわいた方は、ぜひ研究会に遊びにきてください。
毎週土曜日午後1時から場所は、いろいろなところに出没しています。
お問い合わせは、市役所商工観光課まで(0895-24-1111)