ネパールの赤ひげと呼ばれ、アジアのノーベル賞「マグサイサイ賞」を受賞された方なのですが、どちらかというと、ご存知ない方の方が多いんじゃないかなぁ・・・。
宇和島には、幕末から、優れた医師がたくさんいたのかなって思うのですが(今でも病院通りあたりは、他所の人から見ると、立派な観光地)岩村先生は、ネパールの医療活動に尽力された方です。
ブログ担当者が、岩村先生のことを知ったのは、小学生のとき。
使用済みの切手を集めて、岩村先生に送ろうという活動が、全市で行われてまして、一生懸命、家の手紙を引っ張り出して、切り取ったものです。
その頃は、全然わからなかったのですが、あらためて、素晴らしい人だったんだなぁと、生前にお話を聞くことができなかったことが悔やまれてなりません。
先生が亡くなられた後、ご学友でいらした脚本家の早坂暁先生の講演を聴講したのですが、先生は、広島の学校にいかれていて、そのとき原爆を浴び、とても大変な体験をされたことから、医師を目指されたのだろうとのことでした。
そんな岩村先生を偲ぶ会が、宇和島で開催されます。
残念ながら、三浦半島ツアーの当日なので、聞きにいけないのですが、お時間のある方は、宇和島出身の無欲な先生の生涯を偲んでいただければと思います。
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岩村昇博士を偲ぶ会
本市の名誉市民で故岩村博士を偲ぶ会が下記のとおり開催されます。
(博士は宇和島市出身で「ネパールの父」、「アジアの赤ひげ」などのお名前で知られており、ネパールの孤児養育・公衆衛生にも尽力され、故国・故郷の名声を高められたことにより、昭和48年5月に名誉市民の称号を贈り、その功績をたたえるとともに、市民に広く伝えておりましたが、平成17年11月にご逝去されました。) 当日はドキュメンタリー映画「世界の屋根のひげ先生」の上映やキャンパー報告なども行われます。
日 時 7月27日(日)午後2時~
先生の生涯については、写真をぽちっとな↓
財団法人 愛媛県文化振興財団HPより
ネパールの「赤ひげ先生」