このブログは、平成19年6月から平成22年3月までの間、愛媛県の南予地域活性化策の一つとして、宇和島市が住民のみなさんと取り組んだ「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」の軌跡と、当時の担当職員の日々の記録であり、平成22年3月末日を持って、新しい記事が更新されることはありません。
平成22年4月、「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」は、「うわじま虹色ツーリズム」として、会員である市民のみなさんが、独立運営を行っており、そちらの記録は「うわじま虹色ツーリズムです!」ブログをご覧ください。

2008年7月13日日曜日

ブログ担当者修行する

昨日の研究会の時に、みんなからそれぞれ地域のおまつりやイベントのお知らせをしてもらったのですが、吉田の宮本研究員から、日曜日の朝、座禅組みにおいでって誘われまして。
たまたま・・・・ほんとにたまたま、今日は久しぶりに午前中何もなかったので、行ってみることにしました。

場所を実名で記載すると、お寺にご迷惑がかかるかもしれないので、宇和島のことよくご存知の方には、ばればれですが、吉田町で、一番美しいお庭を持つ、格式の高いお寺ということで、午前7時に集合です。・・・眠い。

玄関からあがらせていただいて、署名をしお経の本などをお借りし、500円払って、お席につかせていただきました。
自分は、初めてだったので、和尚さまのお隣に座らせていただき、座禅の作法などを教わり、いざ1時間!

・・・・・30分までは、全然平気だったんですよ。
ただ、かなり雑念は多かったのですが。
「大きく呼吸をして、10まで数える間に、雑念が入ったら、1に戻って数えなおしてくださいね。」
と言われたものの、割と頑張ったんじゃないかなぁと思ってたのですが、30分越える頃から、足が痛くなり、右肩がひきつってきて、あとはもう、「早くおわって~~~~」と念じるのみ(笑)

その後、みんなでお経をあげて、法話を聞かせていただいた後(このお話がまた、今の自分的にとてもリアルなお話で、ちょうど昨日の研究会のさなかに考えていたことでもあって、タイムリーな内容にびっくり。)、お庭をお掃除させていただきました。
吉田町の古老の方に聞くと、いつも自慢げに「ここのお庭は、修行のお寺で、いつも修行僧の皆さんが掃き清めているから、チリ一つなく、美しいんだよ」とお話されていたお庭なのですが、そのお庭を自分でお掃除させてもらえるなんておもわんかった・・・人生って不思議だ・・・。
だも、すんごい人手不足だそうで、普段は、一人でお掃除されてるんだとか。広いのにっっっっさ!
なかなか手がまわらなくて・・・とおっしゃっておられましたが、それでもやっぱりかなり綺麗!

落ち葉を掃き、草を引きながら、なんともすがすかしい時間を過ごしました。

セミの抜け殻も発見!椿の実とかも落ちてて、すごく豊かなお庭だなぁと思いました。
座禅している間もそうだったのですが、鳥の鳴き声もすごくて、このお寺で同じように座禅したり、お掃除したりした人も、同じ音を聞き、同じものを見ていたんだろーなー、とか考えちゃいましたよ。

ここまで来たんやからと、帰りに、初代のお墓(これ書いたら、ほんとどこのお寺かばればれですが・笑)におまいりに行ってみました。

ひっそりとたたずむ初代のお墓は、なんだかさびしそう。お山まで、なかなか手がまわらないんですっておっしゃてた、お坊さんの言葉が理解できるほどに・・・。吉田の人は、あんまりここにはお参りに来ないのかなぁ。竜華山や金剛山のお墓では、こんなこと絶対ないと思うんだけ、そう思うと、悲しくなって、ちょっと泣いてしまいましたよ。

残念ながら午後から予定があって、帰らないといけなかったので、帰りがけに、お墓のお掃除しに来てもいいか、お坊様にお尋ねしたところ、快く許可をいただきました。おまつり時期が済んだら、座禅とお庭掃除の後、お墓のお掃除したいと思います。

というわけで、午後は、歴史資料館で酒井先生の講座を聞きに行きます。
ずーーーーーーっと忙しくて行けなくて、第4回目にしてようやく行けます。楽しみ楽しみ。

歴史資料館講座