このブログは、平成19年6月から平成22年3月までの間、愛媛県の南予地域活性化策の一つとして、宇和島市が住民のみなさんと取り組んだ「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」の軌跡と、当時の担当職員の日々の記録であり、平成22年3月末日を持って、新しい記事が更新されることはありません。
平成22年4月、「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」は、「うわじま虹色ツーリズム」として、会員である市民のみなさんが、独立運営を行っており、そちらの記録は「うわじま虹色ツーリズムです!」ブログをご覧ください。

2008年1月31日木曜日

子猫狂想曲

※ 本日の記事はうわじま虹色ツーリズムとは、あんまり関係ありませんのでご容赦。

先週、市内某公園で公園担当の職員が、生まれたばかりの子猫が捨てられているのを見つけて、所管課へもっていったそうです。

市役所からは、愛媛県動物愛護センターへの犬ネコの送致便が木曜日の午後でていますが、その日は便が出た後とのことで、あまりに子猫が小さく哀れに思われた担当課のHさんは、とりあえず木曜日のセンター便が出るまではと、自宅に持って帰って一週間世話をされたそうです。

簡単に書いたものの、生まれたばかりの猫は人間と同じで、夜中にえさを求めて泣きますし、排泄も一人ではできません。
預かった時には、フンで体も汚れ、寒さで弱っていたのだそうですが、Hさんのご家族は、みんなでお世話をされたそうです。

そして!

本日午後1時に運命の動物愛護センターへの便が出ることになっていてですね。

Hさんは、
「いつもはこんなことないんやけど、今回ばかりはこいつらが可愛そうでなぁ・・・。センターに行っても、引き取り手が見つかることもなかなかないやろうし・・・。」

ちなみにセンターの引き取りは「里親探し」が前提ではありませんので、見つからなかったら残念ながら処分(よよよ落涙)。

そんなわけで、なんとか子猫の引き取り手が見つかるよう、一生懸命いろいろ聞いてまわられていました。
そのかいあって、3匹とも心優しい飼い主さんがみつかり、担当課の皆さんをはじめ、ネコファンみんなで安心したのですが、考えてみればこの子たちは本当に幸運です。

あまりに捨てられるネコや犬が多くて、一件一件に手厚い対応ができることなんて、ほんとにないんですよね。





不幸な運命をたどるネコちゃんたちの分まで、頑張って元気に生きてね~。
みなさんもどうか、ペットの命を大事にしてあげてください。


宇和島市HP 保護犬情報



愛媛県動物愛護センター