このブログは、平成19年6月から平成22年3月までの間、愛媛県の南予地域活性化策の一つとして、宇和島市が住民のみなさんと取り組んだ「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」の軌跡と、当時の担当職員の日々の記録であり、平成22年3月末日を持って、新しい記事が更新されることはありません。
平成22年4月、「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」は、「うわじま虹色ツーリズム」として、会員である市民のみなさんが、独立運営を行っており、そちらの記録は「うわじま虹色ツーリズムです!」ブログをご覧ください。

2008年1月29日火曜日

臥龍梅が咲きました

お昼の休憩時間に外に出たところ、初めてウメが咲いているのに気がつきました。


ウメの開花もさくらと同じく「生物季節観測」のひとつ。
気になって
松山地方気象台さんのホームページを確認したところ、松山では、1月7日にウメの開花宣言が出ていました。
(松山地方気象台さんは、シーズンになると、トップページから宇和島市のさくら情報をリンクしてくれています)
いろいろ調べてみると、さくらと違って品種が厳密に指定されているのではなく「白いウメ」なのだそうで、ちょっと・・・アバウトな感じ?


でも、宇和島にも少しずつ春の足音が聞こえてくるようで、嬉しくなりました。


さくら観測員さんと親しくさせていただくようになってから「生物季節観測」という、とても豊かな自然の観察について知ることができ、今までさほど興味もなかったお天気や花々が知らせてくれる季節の便りをとてもいとおしく感じるようになったものですが、これにツーリズムの研究があわさってみると、さらに季節や旬、空気の匂いに結構敏感になってきたなぁと感じます。
恥ずかしながら、これまで、ウメが咲いても気がついてなかったように思います・・・。
ヒトとしてどうなんだってお怒りの声が飛んできそうですが・・・。


そんなわけで、かわいらしくほころんだウメの木の根元を見てみると、これまで読んだこともなければ、ほとんど気づいてもなかった看板があり(驚愕)こんな説明文がのっていました。


引用開始ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この臥龍梅は、昭和50年11月3日 仙台市と宇和島市の歴史姉妹都市提携調印を記念して仙台市から送られたものです。宇和島伊達家藩祖秀宗の父、政宗が文禄2年(1593)朝鮮半島から臥龍梅を持ち帰り、仙台城に植えた後、晩年の居城である若林城内(現宮城刑務所)に移植させたと伝えられています。
また、
若林城跡の臥龍梅(仙台市若林区古城)は、朝鮮ウメの名で知られ昭和17年国の天然記念物に指定されています。


平成13年 宇和島市


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用終了


うわー!今の今まで全然知らんかった!!
ちょっと自分の注意力のなさに落ち込み。 駄目だぁ。

気がつけば、近くのサザンカもこれでもかとばかりにまっ赤っ赤ですし。
いかに今までものを見てなかったかにしばし放心。恥ずかしさに呆然。

いつもお庭をお手入れしていただいている皆さんにも感謝をこめつつ。
ささやかながら臥龍梅ギャラリーです。

本日デジカメを忘れたため、携帯撮影で見えにくいですが、ご容赦ください。