このブログは、平成19年6月から平成22年3月までの間、愛媛県の南予地域活性化策の一つとして、宇和島市が住民のみなさんと取り組んだ「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」の軌跡と、当時の担当職員の日々の記録であり、平成22年3月末日を持って、新しい記事が更新されることはありません。
平成22年4月、「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」は、「うわじま虹色ツーリズム」として、会員である市民のみなさんが、独立運営を行っており、そちらの記録は「うわじま虹色ツーリズムです!」ブログをご覧ください。

2008年1月31日木曜日

子猫狂想曲

※ 本日の記事はうわじま虹色ツーリズムとは、あんまり関係ありませんのでご容赦。

先週、市内某公園で公園担当の職員が、生まれたばかりの子猫が捨てられているのを見つけて、所管課へもっていったそうです。

市役所からは、愛媛県動物愛護センターへの犬ネコの送致便が木曜日の午後でていますが、その日は便が出た後とのことで、あまりに子猫が小さく哀れに思われた担当課のHさんは、とりあえず木曜日のセンター便が出るまではと、自宅に持って帰って一週間世話をされたそうです。

簡単に書いたものの、生まれたばかりの猫は人間と同じで、夜中にえさを求めて泣きますし、排泄も一人ではできません。
預かった時には、フンで体も汚れ、寒さで弱っていたのだそうですが、Hさんのご家族は、みんなでお世話をされたそうです。

そして!

本日午後1時に運命の動物愛護センターへの便が出ることになっていてですね。

Hさんは、
「いつもはこんなことないんやけど、今回ばかりはこいつらが可愛そうでなぁ・・・。センターに行っても、引き取り手が見つかることもなかなかないやろうし・・・。」

ちなみにセンターの引き取りは「里親探し」が前提ではありませんので、見つからなかったら残念ながら処分(よよよ落涙)。

そんなわけで、なんとか子猫の引き取り手が見つかるよう、一生懸命いろいろ聞いてまわられていました。
そのかいあって、3匹とも心優しい飼い主さんがみつかり、担当課の皆さんをはじめ、ネコファンみんなで安心したのですが、考えてみればこの子たちは本当に幸運です。

あまりに捨てられるネコや犬が多くて、一件一件に手厚い対応ができることなんて、ほんとにないんですよね。





不幸な運命をたどるネコちゃんたちの分まで、頑張って元気に生きてね~。
みなさんもどうか、ペットの命を大事にしてあげてください。


宇和島市HP 保護犬情報



愛媛県動物愛護センター

2008年1月30日水曜日

地のものは美味しい

実は ここのところ、体調があまりよくなくて、まじめに自炊する気がおきず、ずるずると自堕落にも惣菜な日々だったのですが、こんなことではいけない!

今こそ、宇和島の農林漁家のみなさんが作ったものを食べた方が絶対元気が出るに違いない!

と思い立ち、お昼休みにいそいそとみなみくんに行ってきました。

みなみくんは、JAえひめ南農業協同組合の直売所で、野菜も海産物もとても安く手に入ります。
今の野菜の旬が何かとか、知り合いの方が出品されていたりもするので、定期的に楽しみに通っています。今日は、いっぱい買いましたよ!

レジに行くと、農園からやってきたプランターが置いてあって、かわいいイチゴの実がついていました。
まだ青いんですけど、すごくキュート!



レジを出て、お豆腐とナイロン袋からねぎが飛びだした状態で、てけてけ帰っていると、
「今日はなべ?」
「なべやろ?」
「それ全部放り込んだらできるもんなー」
と声をかけられることしきり・・・。
みんな・・・そんなに鍋食べたいのかな・・・。美味しいしぬくもりますもんね。
でもうちには呼びませんよ。ふふふ。
でもって、買ったお野菜を、ちょっと並べてみました。
 ねぎ・・・・・・・・60円
 ほうれん草・・・80円
 えのき茸・・・100円
 きゅうり・・・・150円
ちょっとぜいたくして、
 原木しいたけ(巨大5個いり)・・・200円
 計590円。
・・・・・やっす~!


ほかにイチゴのロールケーキとひがしやまも購入。
余は満足じゃ♪

食べ物のことを考えていたからか、今日は、郷土料理のお問い合わせもたくさんいただきました。

宇和島ならではの豊かな食のお問い合わせは、もちろん誇らしく嬉しいこともあるのだけど、由来とかレシピとか細かく聞かれると、実はちょっと困ります。
どの料理も諸説あるようですし、全然由来のわからないものもあります。
そこらへんで当たり前に作られているものなので、レシピと言われてもその家その家の味もありますもんね。
うちで作るときもはかったりしないで、かーなり適当に味付けてます。

市内の郷土料理屋さんも、その店その店で盛り付けも味わいも違うので、地元の人間が言っても、意外に楽しめます。
いまさら郷土料理なんて・・・と思わずに、たまには、おでかけして食べてみてください。
もちろん、よそから来るお客様にも、超おすすめです。

2008年1月29日火曜日

臥龍梅が咲きました

お昼の休憩時間に外に出たところ、初めてウメが咲いているのに気がつきました。


ウメの開花もさくらと同じく「生物季節観測」のひとつ。
気になって
松山地方気象台さんのホームページを確認したところ、松山では、1月7日にウメの開花宣言が出ていました。
(松山地方気象台さんは、シーズンになると、トップページから宇和島市のさくら情報をリンクしてくれています)
いろいろ調べてみると、さくらと違って品種が厳密に指定されているのではなく「白いウメ」なのだそうで、ちょっと・・・アバウトな感じ?


でも、宇和島にも少しずつ春の足音が聞こえてくるようで、嬉しくなりました。


さくら観測員さんと親しくさせていただくようになってから「生物季節観測」という、とても豊かな自然の観察について知ることができ、今までさほど興味もなかったお天気や花々が知らせてくれる季節の便りをとてもいとおしく感じるようになったものですが、これにツーリズムの研究があわさってみると、さらに季節や旬、空気の匂いに結構敏感になってきたなぁと感じます。
恥ずかしながら、これまで、ウメが咲いても気がついてなかったように思います・・・。
ヒトとしてどうなんだってお怒りの声が飛んできそうですが・・・。


そんなわけで、かわいらしくほころんだウメの木の根元を見てみると、これまで読んだこともなければ、ほとんど気づいてもなかった看板があり(驚愕)こんな説明文がのっていました。


引用開始ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この臥龍梅は、昭和50年11月3日 仙台市と宇和島市の歴史姉妹都市提携調印を記念して仙台市から送られたものです。宇和島伊達家藩祖秀宗の父、政宗が文禄2年(1593)朝鮮半島から臥龍梅を持ち帰り、仙台城に植えた後、晩年の居城である若林城内(現宮城刑務所)に移植させたと伝えられています。
また、
若林城跡の臥龍梅(仙台市若林区古城)は、朝鮮ウメの名で知られ昭和17年国の天然記念物に指定されています。


平成13年 宇和島市


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用終了


うわー!今の今まで全然知らんかった!!
ちょっと自分の注意力のなさに落ち込み。 駄目だぁ。

気がつけば、近くのサザンカもこれでもかとばかりにまっ赤っ赤ですし。
いかに今までものを見てなかったかにしばし放心。恥ずかしさに呆然。

いつもお庭をお手入れしていただいている皆さんにも感謝をこめつつ。
ささやかながら臥龍梅ギャラリーです。

本日デジカメを忘れたため、携帯撮影で見えにくいですが、ご容赦ください。














2008年1月28日月曜日

宇和島に住んでみませんか?

宇和島市も・・・というか、愛媛県全域の取り組みになっているのですが、主に団塊の世代の大量退職をにらみ、移住政策について、受け入れ態勢の整備を行っています(といっても、金銭的な助成とかはできないのですが)。

全国的な話をすると、北海道と沖縄、そして信州あたりが、先進地となるかと思いますが、愛媛県も主に「南予」と呼ばれる地域で昨年から先んじて取り組みを行っており、今年度全県的な支援センター等の設置を行っています。

詳しくはコチラ↓

愛媛県で暮らそう!えひめ移住支援ポータルサイト

正直ですね、愛媛と言えば「みかん」「ポ○ジュース」とかのイメージを持っていただけるだけありがたいことで、ブログ担当の経験上、何か話がかみあわないと思っていると「愛知」と間違えられてたりすることも多々。
都会に日本地図を持っていって、「愛媛県を指してください」って通りすがりに話しても、なかなかわかっていただけないんじゃないかなぁなんて思うのですが、悲観的すぎますかしら。
客観的に考えて、47都道府県の中でも「愛媛県」って、どの程度の知名度または「住みやすい」ところなのかなぁなんて思うのですが、毎年発表されている「都市データパック」さんの住みよさランキングなどを見てみると

都市データパック「住みよさランキング」

66位にやっと、東温市さんが登場。
松山市さんも入ってないのにちょっと衝撃!

嗚呼。
一体「宇和島」の知名度やイメージってどんな感じなんでしょうか・・・。

全国的にはたいした差はないと感じられると思うのですが、愛媛県内、工業地帯のイメージが強い「東予」と、観光文化政治の中心の「中予」、そして自然豊かな「南予」では、実は気質も方言もバリエーションに富んでいて、一般的に「南予」の方がのんびりして穏やかな気風であると言われています(実際そのとおりだと思いますが、どうですか?)
「嫁をとるなら南予人」なんて言われたりもしていて、愛媛県がまず南予を移住政策の先進としたのにも、「南予」の方が、人当たりが柔らかいと考えられたからなのかなと思うのですが、果たしてまったく縁もゆかりもない方が、移住先に宇和島をと選んでいただくかとなると、なかなか自信がないところです。

案外、物価も高いし不動産も高いし、就職先はないし、少子高齢化だし、人口流出進んでますし・・・・・。まずい。セールスポイントがなかなかない!

でもですね、宇和島は「なにもないけどいいところ」と自信を持っていえるのはうちの研究員さんに代表される「人」の豊かさ面白さかなって思います!!

虹色ツーリズムの基本も、宇和島には、こんな面白い人がいるから会いにきてよ!
というあたりを目指しているのですが(全国のグリーン・ツーリズムの基本も同じですよね)三間町の研究員の佐々木さんは、全国にも自信を持ってご紹介したいとってもあったかいおじさん。
民話語りもすれば、歌も歌え、結婚相談もしてるし、犬の散歩もさせてくれる!(不思議な地域性なのですが、囲炉裏名人の中矢さんと言い、毛利家を守ろう会の名人の皆さんを見ていて三間の人って、みんな芸達者な気が・・・。)

そんな佐々木さんをはじめとする三間町の気風にツアーをきっかけとして興味をもち、今週も関西から親子さんが宇和島を訪問してくれました。
昨日は道の駅「みま」コスモス館で自転車をお借りし、三間町をサイクリング(むちゃくちゃひやかった)。
その後成川渓谷で高月温泉につかり、今日は早朝から三間町の小学生の通学状況を確認しつつ、空き家とお試し住宅をご案内し、ハローワークに行ってきました。

自然豊かな場所でお子さんをのびのび育てたいとのご希望なのですが、田舎に移住となると、田舎ゆえの独特の風習や慣習なども当然あるわけで、ご近所とのつきあいも含めて、双方難しいことが多々あると思います。
受け入れる地域も来てくださる移住者の方にも、なるべく不安を抱かせないよう、そして宇和島市に根を生やして生涯のふるさととしていただけるよう、心のこもったご案内をしていきたいものです。
そのためには、私たちも日々勉強あるのみ!もっともっと宇和島のことを知らないといけませんよね。

と、気持ちを新たにした1月最後の月曜日でした!

宇和島に住みたいって思ってくださる方はコチラ↓
宇和島UJIターン情報
追記、2月9日(土)エビスビルで
「もうひとつのふるさと探しin大阪」
が開催されるとのこと。
お近くの方はぜひのぞきに来てください。

2008年1月27日日曜日

津島しらうお&産業まつり!

27日は、早春の風物詩岩松川の「しらうお漁」をテーマにした「津島しらうお&産業まつり」が開催されました。
酒蔵ではカフェや版画展も開催され、遠くは東京の方からもお客様がお越しいただいたとのことで、どぶろく「なっそ」も完売し、大盛況!!


だったそうです。。。

・・・・・そうですって書いているのは、また・・・・ブログ担当者現地に行けてなくてですね。

遠く二戸市では、どぶろく研究大会も開催され、岩松町並み保存会から本場東北へ事例発表のため堂々の会場入り!なんてこともありまして、現在、両方に写真をお願いしていますので、近日中にイベントの模様を追記アップしたいと思います。


ちなみにそのころのブログ担当者・・・。























お客様と三間町をサイクリングしてました。
詳細は28日の日記に続く・・・。

2008年1月26日土曜日

第3回四国グリーン・ツーリズム・フォーラムin愛媛

1月26日は、地元宇和島でさくらワークショップを開催しつつ、実は、別働隊が、松山大学で開催された 「四国グリーン・ツーリズム・フォーラムin愛媛」に参加してくるという精力的な活動ぶり!

しかも、この日は津島町の「しらうおまつり」の前日で、酒蔵ではカフェが開かれていたりと、分身がほしい一日だったのでした。
(分身が欲しいのは、27日もだったのですが・・・。)


そんなわけで会場の雰囲気をご紹介。
みんな・・・難しい顔してますけど・・・・寝ちゃダメよぉぉぉぉぉ~~~!!!

























内容は、講演あり、パネルディスカッションあり、四国各地の事例紹介ありと盛りだくさんでためになる充実したものだつたとのことで。
























最近、問い合わせが増えてきた漁家民宿「遊海」の山下さんもはりきって発言!
・・・したらしく、ありがたいアドバイスをいただけた模様。
決して、カラオケ歌っているわけではありません!
























この後、交流会も開催され、各地で活動をされている方々との情報交換や、歓談も行われたそうで、宇和島に帰ってきたのは、ずいぶん遅い時間だったのですが、皆さんとても楽しまれたみたいでした。よかった。

宇和島組参加者と親しくおつきあいいただいた皆さんありがとうございました。
皆さんのまちにもぜひ行ってみたいと思いますし、宇和島にもぜひおいでください。

ちなみに、そのころのブログ担当者はというと・・・・
さくらワークショップの後、
劇団四季ファミリーミュージカル「魔法を捨てたマジョリン」 を見に、南予文化会館へ行ってました。
心温まる台本に、歌ありダンスあり、フライングもあったりと、子供たち大喜びの内容!

が、ちょっと世間さまにもまれた身としては、あまりに純粋な内容に、お尻がかゆくもなったのですが・・・。
でも子供たちがあんなに大喜びしている姿を見ると頬が緩みますね。
こういう夢と希望が与えられるようなツーリズムメニューができないかにゃ・・・と思った次第です

さくらワークショップ

そもそも桜を観測することになったきっかけとしては、聖域なき構造改革のあおりを受け、宇和島測候所が無人化されたことに端を発します。
宇和島市の場合、「日本一桜が早く咲く」という数少ない(汗)自慢話が公式には認められない状況となってしまったわけで、それは今もとても残念な出来事です。
しかし、幸運にも専門的な知識を持つ人材に恵まれ、ご協力をいただき、ひとつのまちづくり活動として少しずつ広がっていったほか、今はツーリズムのメニューとして、「宇和島でしか味わえない」体験になりうるのではないかなと考えています。


と、それはさておき、まずは市民の皆さんに知っていただいて楽しんでいただくことが肝心です。
この日、1時30分から開催されたワークショップでは、昨年観測作業に携わっていただいた1期生も遊びに来てくれて、20名ほどが、桜に関するおはなしを聞きました。

参加者には、和霊小、天神小からのお子さんと、愛媛女子短期大学の学生と村上先生、もちろん虹色ツーの研究員も交えて、まじめに、そしてわきあいあいと、桜についての話を楽しみました。

























さくら観測員のお話の後は、桜茶とお茶菓子をいただきながら、それぞれに自己紹介や感想などを話してもらい、丸山公園の標本木へ出かけていきました。
この模様は、宇和島ケーブルテレビでも放映されたのですが、後日嬉しいニュースをいただきました。
来年の「自然科学教室」の活動にも取り上げていただけそうということで、より多くの地域の子供たちに参加いただけそうです。
4年生大学のない宇和島市では、高校を卒業すると多くの子供たちが、宇和島を巣立っていきます。
どこで、どのような人生を送ることになっても、春先にはいつも宇和島からの春の便りを懐かしく思い出していただけるよう、今後も頑張って楽しく活動したいと思います。



























今年の観測作業は、3月の中旬ころから本格化すると思います。
興味のある方はぜひ宇和島の桜が咲くまでをみっちり宇和島で過ごしてくたざい!
昨年の活動日記は、こちらをごらんください。

さくら観測日記2007

2008年1月24日木曜日

さくらの標本木に行ってきました

1月18、19日に酒蔵とおさかな教室の記事を追加しましたので、良かったらそっちも見てみてください。

さて、1月26日は「さくらワークショップ」の開催日です。
今回、観測を通じて、良い思い出づくりができればと、近所の和霊小学校と天神小学校の生徒さんに参加をお願いしていたのですが、何人かご参加いただけることになり、その名簿をいただきに行ってました。

帰りに、標本木の様子を撮影しようと丸山公園に立ち寄ったのですが、まだまださくらの木は静かに眠っているようです。
























看板も、そろそろくたびれてきちゃいました。
きれいにみがいとかないと!
























つぼみもまだまだ固いですね。
(当たり前ですが)
さくらの蕾が目覚めるためには、寒暖の差が必要なのだそうですが、宇和島・・・生暖かい日々が続いています。
東京の方の寒気をテレビで見るたびにドキドキ。
今年も厳しい戦いになりそうだにゃ~

でも蕾かわいい♪























市内が一望できるポイントまで行ってみました。
実は、自分のお気に入りの場所でもあります。
宇和島に来られたお客様はよく「ほっとする」と感じられるそうなのですが、3方を山に囲まれ、1方向のみ海を臨むこの地形が、なんだか守られているような感じに思えるからなのかなぁ。


























とか感傷に浸っていると、えーーーーっ!
ソフトボール場がぁぁぁぁ消えてる!!
























改良工事だそうです。
びっくりしたぁ・・・。

早く綺麗に完成しないかなぁ。

そういえば、この丸山公園内にある旧国民年金保養センターの施設は、愛媛女子短期大学さんが入札されたのだとか。
もっともっと市民の皆さんや観光客の皆さんに親しんでもらえる公園になるといいですね。
さてさて、それにつけても寒がりな自分としては、春が待ち遠しいところ・・・。

今日はこれから、森の国松野町へ行ってきます。
余力があれば、松野町レポート書きますね~。

~~~~~~~


行ってきました。
虹の森公園の「おさかな館」

いろいろなお魚が四万十川の流れにそって紹介されています。
岩松川にもいるらしい「大うなぎ」もいました。


自分の身長とほぼ同じです・・・・・。



見るだけで癒されるクリオネちゃん。

他にサンドブラストの体験ができるガラス工房やトマトのもぎとり体験ができる森の国ファームなどがあります。

宇和島市内には、なかなかお子さんに喜んでもらえる施設がないのですが、ここなら終日遊べますね。

虹の森公園

2008年1月22日火曜日

宇和島圏域郷土芸能祭

あいにくの雨天の中、お客さん来てくださるのか、かなり不安だったのですが、ふたをあけてみると大盛況でした。
そぼ降る雨の南予文化会館では、写真のエイサーを得意げに踊る八ツ鹿看板が出迎えてくれたのですが、び・・微妙な・・・。
叫べ!叩け!!とか書かれてます~・・・。































オープニングはエイサーの客演だったのですが、圏域トップは、愛南町の「家串祭り保存会」の荒獅子です。
荒獅子や獅子舞など、南予圏域には、お練の芸能が数多くあるのですが、ちょっとずつ風情が違っていておもしろいですね。

































続いて高島屋でも大人気でした。
鬼北町の「愛治ちんどんクラプ」。遠くで見ても十分・・・こ・・・濃い~なぁ・・・。





















会場にも降りて大サービス。
ちなみに、子供がいたら泣いてたんじゃぁないかと・・・(笑)。






















松野町の「鬼城太鼓保存会」さんの太鼓です。
地域イベントにもたくさん出られていて、元気なまちづくりを応援されているそうです。
ハッピもバックも森の国の色なのが、癒されますなぁ。





















鬼北町の「太鼓集団 魁」の太鼓です。
こちらはダイナミックなパフォーマンスで、全国に活躍の場を広げています。
かっこいいですね。






















宇和島市からは、「市役所八ツ鹿踊り保存会」 から八ツ鹿踊りです。
通常、氏子の家の少年たちが踊るこの踊り。市役所の保存会は観光宣伝隊として、こんなイベント等に出てます。
顔をお見せできないのが残念ですが、全員女性職員で、みんな美人揃いですよ!






















同じく宇和島から「宇和島バレエ研究所」のうわじまガイヤです。
亡くなられた振り付け師の土居甫さんが創作されたままオリジナルのきれいな踊りを見せてくれました。
さすがびしっと決まってます。

































フィナーレはこんな感じで、みんなでエイサー。
入り乱れて盛り上がってます!
八ツ鹿だけややノリが違っていて、ちょっと辛い。。。






















足元の悪い中お越しくださいましたみなさんありがとうございました!
宇和島圏域でまた仲良くこのようなイベントを発信していけるといいですよね。

2008年1月19日土曜日

おさかな料理に挑戦!

本日のブログは、おさかな教室のレポートです。
いつものブログ担当は、前日に引き続き、市内案内に行っていたため、うちの妹分のレポートです。
ちゃちゃ入れているのは、自分です~。ではどうぞ。

きょうは津島町の岩松公民館でおさかな教室に参加しました。
おさかな教室というのは、新鮮な宇和島の魚をもっとみんなに味わってもらうために、宇和島市のおさかな普及協議会が開催している教室なんです!

朝の9時30分、まずは先生のお手本を皆で見学。
大きな鯛が簡単に切り身になっていきます。


鯛、でかっ!























続いて、参加者のTちゃんが鯛の三枚おろしに挑戦!

おー、いつもちゃきちゃきやんちゃ娘なのに、ちゃんとやまとなでしこに見えるね!





















先生に教えてもらいながら、上手に切り身に分けられました。
 「はじめての経験だったけれど、楽しかった」と
かわいく満面の笑顔をみせてくれました^^


先生もかわいいですね~♪。
かわいい笑顔に反して手前の鯛が、無残ですな・・・嗚呼。






















その後、アジを参加者全員が切り身にわけ、サラダを作りました。
料理名は、「アジの梅ドレッシングサラダ」
アジと梅肉との絶妙なバランスが食欲をそそる、おいしい逸品です!























続いて、取りかかったのは、先ほどさばいたばかりの鯛を使った、
「マダイの香草風味ヨーグルトソース」
フライパンにバターをしいて焼き上げます。バターのいいにおいが、部屋中に広がって、みんな「早く食べたいね~」と笑いながら作りました。

完成は、こちら!






















最後の、一品は、「鯛の潮汁」 。
これは、先生につくっていただいたものですが・・・。
お汁の上の三つ葉を見てください!
お料理やさんで出てくるような、結び方を先生に教わって、みんなで結びました。
ひと工夫で見た目が全然違うんですね><


おー、料亭みたいやん!



料理が全部完成したのは、12時ちょうど。
みんなで仲良くいただきましたよ^^
今回、おさかな教室に参加して、はじめて「アジ」をさばきました。
まるごとの魚は、さばくのが面倒だと避けてきましたが、一度やってみると、
意外になんとかなるもので、ちょっと自信になりました。
また、お家でも頑張ってつくってみます!
以上、リポーターは、うちのマスコット嬢のJでした。
がんばってつくるのよん♪ありがとー。

2008年1月18日金曜日

津島町岩松の酒蔵を大公開!

うわじま虹色ツーリズムの1年間の成果発表会を控え、会場の酒蔵へ下見に行ってきました。
津島町のM係長に案内され、研究員の山下さん、河野さん、いざ酒蔵へ。 

薄暗い入り口を抜けるとぱ~っと明かりが差し、中庭に到着。
























酒蔵を空けてもらって、会場の2階へ進みます。























2階へ上がる階段のスペースでは、今までの活動記録をパネルにして皆さんに見てもらう予定です。























酒蔵2階に上がると、昔使っていた酒樽がいっぱい。
酒樽をテーブルに使ったり、展示用に使ったり・・・。
研究員2人の想像が膨らみます。
























ここが、会場。
スクリーンや椅子を置いて、空いたスペースにはいろいろ展示ができそうです。

2月23日(土)は、みんなでがんばるので、ぜひお越しくださいね!

それから、当日はとても寒くなると思うので、暖かくしてきてくださーい

盛りだくさんな一日でした

今日は、なんだか盛りだくさんな一日でしたが、まずは週末のイベントインフォメーションなど・・・。



【1月19日(土)午後2時から 於 総合福祉センター4階】
うわじまデザイン塾 第5回「ユニバーサルデザイン誰もが使えるデザイン」
講師 梶元 久夫 (ユニバーサルデザインコンソーシアム代表)
※ 5回にわたり開催してきましたデザイン塾も今年度はこれが最後です。ぜひご参加ください。





【1月20日(日)午後1時から 於 南予文化会館】
宇和島圏域郷土芸能祭
※ 宇和島圏域の郷土芸能が一堂に介します。ブログ担当者も八ツ鹿踊りででまーす♪





さて、


12月1日のふるさとを探してという記事で、都会からのお客様を受け入れしたお話を書いていたのですが、そのツアーに参加してくれた関西の親子さんが、再度宇和島に遊びに来てくれました。
まずは、宇和島駅で合流。
前日まで雪が降っていた関西と違い、あまりのほかほか陽気にびっくりされてました(笑)


再会を喜びつつ、前回拠点にしていた三間町へ行き、美術館の館長さんや懐かしい顔ぶれとご挨拶。
その後、研究員の佐々木さんと中矢さんと合流して、農家レストラン「畦道の花」のバイキングを食べながら、三間での暮らしや生活についてわきあいあいと話に花が咲きました。

それから、街中と海岸線をご案内。


ほんとにほかほか陽気で、海風でも寒さをあまり意識しない良い日和でした。






















海と山に囲まれて、このあたりで生活できたら景色とかすごくいいですねー、なんて会話をかわしたりもしたものの、案外住むとなると便利が悪かったりもするし、一長一短があるのが辛いところです。


かくいうプログ担当の自分も、故郷三浦を出まして、市街部に出ている次第・・・うっうう。ごめんなさい。

気をとりなおしつつ、海岸からここは見せとかないと!の「段畑」へ。


まずは魚見の丘あたりから、一望です。




























そして、ゆっくり散策。馬鈴薯の芽がぷちぷち出てきていて、すごくかわいい♪


段畑の風景は今頃からが一番綺麗な季節を迎えます。



































そこから下波回りで、津島町へ抜けてからやすらぎの里で足湯に。



心も体もほっこりしました♪
明日も、時間いっぱい、市内をご案内してまわろうと思います。


宇和島圏域から広くても愛媛県内に引っ越してきてくれるといいなぁと思います。
また、宇和島市への移住をご検討中の皆さん、こちらのHPなぞ参考にしてみてください。

~宇和島に住みたい~宇和島UJIターン情報



さーて、自分の分は済んだ。
実は今日は、津島町の酒蔵へ来月の発表会の下見にみかん染めの河野研究員漁家民宿「遊海」の山下研究員に行ってもらっていたのです!
その記事も後日アップいたしまーす。

2008年1月17日木曜日

窓の峠~おへんろ道の風景から~

津島町の研究員さんで、「四国の道」のパトロールをしてもらっている源太郎さんと、津島のお遍路道(トレッキング・ざ・空海あいなんのイベントで知られている柏坂越えのコースです)を一緒に歩いたときのこと。
春先でぽかぽかとした日差しの気持ちいい一日でしたが、それでもまだまだ寒い中、実に13組のおへんろさんと道中お会いすることができました。


その中のお一方から、「愛媛に入ったとたんに、とても道がやさしくなって、歩きやすくなりました。お掃除ありがとうございます」とお礼を言っていただいたものの、私自身が、お掃除しているわけではなく(その時は頑張ったのですが・・・)、恐縮しつつも、源太郎さんや地元の皆さん、てんやわんや王国の皆さんのやさしいお接待の心の表れだなぁと、誇らしく思ったものです。

そのときの写真























宇和島市は合併して、1市3町がひとつの市となりましたが、実は八十八箇所の札所がある町は、もともと「三間町」だけなのです。とても霊的な土地として、弘法大師さまの中で、何か感ずるところがあったのだと思うのですが、おかげで、40番から41番までの間は、かな~り長い距離をひたすら進む現在でも苦しい道のひとつであろうと思います。

その三間町には、「窓の峠」というところがあって、今はほとんど通る人がいない昔のおへんろ道なのだそうですが、宇和島市の光満から三間盆地へと抜けていくその「窓の峠」のあたりは、宇和島軽便鉄道があった頃のトンネルもあり、近代遺産にもなっているあたりなのだとか。
























「旧遍路道」と書かれた標柱も。































この峠のことを初めて教えてもらったのは、三間町の研究員の中矢さんから。
「この峠を抜けてから見る三間町の風景は、とても綺麗で、昔のおへんろさんの苦労も偲ばれる大切な場所」

中矢さんたちは、今ではほとんど使われなくなってしまったこの道を、お遍路さんに歩いてもらうため、なんとみんなで手分けして、お掃除をしてくれたんです。

すごく素敵な風情の峠ですよね?






























ここを抜けてから見渡せる風景は、
「春は菜の花やれんげのむしろ、稲穂が美しい早い夏をすぎて、麦秋には夕景、その後にはすべてを天に帰する銀一色の冬がやってくる」
のだそうです。
目を閉じると光景が浮かんできそうですよね。






















今日は、この窓の峠を歩く人たちが、峠の上で、ほっと一息つけるような由来を寄せた看板のデザインを・・・と、原案の文章を持ってきてくれました。
ちなみに11月23日の記事で書いたつるし柿のお土産つきです!はらしょー!おいしーーーーーっ!!!
柿をいただいたからではないのですが、お遍路さんが、この峠を万感の思いで歩いていただけるよう、何かよいデザインを考えなくては!