このブログは、平成19年6月から平成22年3月までの間、愛媛県の南予地域活性化策の一つとして、宇和島市が住民のみなさんと取り組んだ「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」の軌跡と、当時の担当職員の日々の記録であり、平成22年3月末日を持って、新しい記事が更新されることはありません。
平成22年4月、「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」は、「うわじま虹色ツーリズム」として、会員である市民のみなさんが、独立運営を行っており、そちらの記録は「うわじま虹色ツーリズムです!」ブログをご覧ください。

2008年3月5日水曜日

虹色ツアー

今日は、愛媛女性大学同窓会のグループの皆さんが、宇和島に視察に来られるとのことで、虹色ツアー社(笑)出動!

ことの発端はというと、田島研究員率いる学習交流会ふぁみーゆ(いわゆるニート支援などをされているグループです)の皆さんからのご提案だったのですが、松山と、宇和島圏域の女性たちということで、いい意味でも地元の刺激にもなるかなぁと、NPO法人段畑を守ろう会の皆さんと、愛・みかん染め体験の河野研究員を巻き込み、ちょっとした段畑モニターツアーのような形で、来ていただくこととなりましたが、さて、顛末は。

とりあえずですね。10時頃市役所到着のご予定だったのですが、なかなかバスが見えません・・。
何か事故でもあったのかなぁと先行き不安だったのですが、道が混んでたみたいで、30分遅れで到着。ほっとしました。

バスにのっけてもらいまして、道すがら、宇和島の小話を披露しつつ、段畑へ。
皆さん写真で見るものとは違う本物の迫力に、とてもおどろいておられました。
現地では、NPO法人段畑を守ろう会の副理事長 松田さんに、段畑のこれまでをお話いただき、いざ登頂!
皆さん、せっかく来たのだからと、頑張って上ってもらいました。
今時分の段畑は、多分一年で一番きれい!4月13日の「ふるさとだんだんまつり」の頃には、収穫されていくので、ちょうど良かったです。

一応、バスの中で、足がおわるい方と、高所恐怖症の方は、事前にお伺いし、ひげ係長の運転で、農道をあがってもらったのですが、徒歩部隊はというと、高いのと狭いのとで、皆さん恐る恐る。でも、風景のきれいさや、じゃがいものかわいさに、時折笑顔で話しながら進んでもらいました。


上に上がれば絶景かな。今日はお天気も良かったので、反対側からは、佐田岬まで見えましたよ!


その後、体験会場へ。食事の前に、事前に確認してもらわないといけないところだけ、あわただしく河野さんから、ご指導いただきました。でも、染色の行程って楽しい~!皆さん目の色がかわってます。やはり女性はおしゃれには敏感ですよねー。
お昼は、女性部の皆さんによる郷土料理膳。全部、地の物です。

お料理と食べ方の説明は、古谷研究員が、カンペ見ながら頑張ってくれました。メニューは、ひじきの煮物と、青さとトサカノリを使った酢の物、宇和島鯛めしとさつま、アコヤ貝柱のてんぷらにデザートはいちごとみかんの寒天。寒天は、ところてんを使ったそうです。大変おいしゅうございました♪皆さんにも、「美味しい美味しい」とご好評いただき、よかったぁ!

と、女性パワー爆発中の会場を抜け、ブログ担当者は、ひげ係長と市内某所へ。

段畑から宇和島側に戻ること10分。三浦西豊浦の井伊渡船さんに行ってきました。ここは、知る人ぞ知る予約受注レストラン「海荘 四季」とても、ユニークな内装で、海を眺めながらのお食事ができるそうです。

今回、いろいろ勉強してくれている息子さんの方は、渡船業をされています。田舎を生かしたことやりたいなぁと、あれこれみんなで構想をねってました。この海で、どんなことするようになるのか、自分も楽しみだなぁ。
今日は、海も澄んでいて、すごくきれいでした。砂浜ではないので、海水浴とかには向かないかもしれないのですが、夏には海つきおとし体験とかどうかなぁだって。危ないって(笑)
鈴をつけたにゃんこものどかに道路を横断。この向こうに民宿予定のお宅があるのですが、開業時のお楽しみということで。とても素敵で、ちょっとびっくりするものがあるお宅でしたよ!
その後、再び段畑に戻り、思いのほか、早く出来上がったみかん染めを見せていただいて、送り出し。

宇和島にはまだまだいいとこがたくさんありますので、また来てくださいねー。

帰りには、別件で、薬師谷渓谷へ。空の青、藍色の浅瀬、馬鈴薯の緑、渓谷の深緑、みかん染めの黄色と橙、イチゴの赤、鬼ケ城の雪と、七つにとどまらないたくさんの色に囲まれた、気持ちの良い一日でした!

帰ってからは、宇治原さんと、五十嵐さんからも電話あり。えへへ。日本気象協会さんの昨日の開花予想で、宇和島市、高知と並んで、日本一開花の見込みなんです!頑張るぞ!日本一!観測隊出動式は9日です。その前に研究会も。いろいろ頑張るぞ!