というわけで、宇和島城のすす払いのお手伝いに行ってきました。
今日の記事中、<もーにちゃんビジョン>と書かれた写真は、もーにちゃん撮影です。
そんなわけで、朝、8時30分に、長屋門出発♪
てくてく石段を登るもーにちゃんと、笑いながら通りすぎる市民の方の図

もーにちゃんと一緒に歩いていると、宇和島城の石段のやらしさがよくわかります。
普通、公共施設では、均等に安全にあがらせるようにしてあると思うのですが、宇和島のお城山は、あがらせたくない感がありあり。戦闘の際の機能を優先してるんだなぁとあらためて実感しました。
そんな不ぞろいな石段をてけてけ登ってきたので、始まる前から、ややお疲れのご様子です(笑)。
鼻の上におっちゃんが乗ってますが、心霊写真ではありません。

すでにボランティアの皆さんも、大勢かけつけていて、にぎやかなご様子。皆さん気さくに声をかけてくださいました。
↓<もーにちゃんビジョン>

それにつけてもすがすがしいお天気でした。
天守さんも気持ちよさそうです。
↓<もーにちゃんビジョン>

時間になって、はじまりのごあいさつが。
伊達博物館のSちゃんから、すす払いについてのお話も聞けました。
なんでも宇和島伊達藩では、毎年12月13日を「すす払いの日」としていて、恵方の方角から年男さんを先頭にして入り、お掃除していたのだそうです。
「恵方の方角ってどっちなん?どこなん?」
とみんなできょろきょろしていたのですが、佐伯町のあたりになるそうです。
↓<もーにちゃんビジョン>

いざ!お掃除!!
年男の文化課Hくんを先頭にぞぞーっと
↓<もーにちゃんビジョン>

もーにちゃんも、正面の一番大事なところをしゃかしゃか。
っていうか、かなり邪魔?

ひこにゃんを見習って、天守の外側にもチャレンジを試みたみたいですが、ご覧のとおりつっかえて、出られませんでした。

仕方なく、お姉さんたちと一緒にぞうきんでふきふき。
宇和島のお城は、畳がしいてあった跡がある「天守」としては、珍しい建物なのですが、武者走りは、ちゃんと広くて、もーにちゃんが陣取っても、余裕があります。

そんなもーにちゃんお気にいりの風景は!

闘牛場が見渡せるここら辺♪宇和島ってほんと、山が身近にある町だなぁと思いますね。

とか、お掃除そっちのけで、もたもたしているうちに、早くも下まで来てしまいまして、縦三つ引き門も念入りにふきふき。

お姉さんたちは、ご来場される皆さん用のスリッパもふきふき。
ちなみに、皆さんが着ているオレンジのジャンパーには、「宇和島城平成普請(うわじまじょうへいせいふしん)」と書かれています。
普請って、聞きなれない言葉ですが、普く(あまねく)人々に請う(こう)という意味と、家を建築したり修理したりという意味合いもあるんだそうです。
かっこい~
↓<もーにちゃんビジョン>

最後におみかんとコーヒーをもらって(諸般の事情で、もーにちゃんは、飲むの大変だったみたい)、お城と一緒にポーズ♪

帰りも、てくてく歩いて帰りました。もーにちゃん、ちょっと石積みに登ってみたくなったみたいですが、良い子のみんなは、こんなことしちゃダメです。

お城山の道々には、たくさんの植物も生えてて、こんなおっきい木もあるんです。植生が豊かで美しい反面、木の生長が、城山の石積みや、建築物に悪影響を及ぼすこともあるため、今年は、上手に植物を管理していく取り組みもはじまったんですよ!
あら、もーにちゃん、木の根っこふんづけたりもしちゃだめです!!

というわけで、無事長屋門まで帰りつき、もーにちゃんもいずこかへ去っていきました。
来年は、お城の外壁にチャレンジしてもらいたいもんですね!