このブログは、平成19年6月から平成22年3月までの間、愛媛県の南予地域活性化策の一つとして、宇和島市が住民のみなさんと取り組んだ「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」の軌跡と、当時の担当職員の日々の記録であり、平成22年3月末日を持って、新しい記事が更新されることはありません。
平成22年4月、「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」は、「うわじま虹色ツーリズム」として、会員である市民のみなさんが、独立運営を行っており、そちらの記録は「うわじま虹色ツーリズムです!」ブログをご覧ください。

2009年2月10日火曜日

久々に松本さんが来てくれました!

先週、うちの子たちが、研究会の案内を郵送してくれていたのですが、遊子漁協の山内さんから、欠席の連絡とあわせて、学生さん受け入れの思いっきりぐりーんつー的な体験実施のご報告をいただきました。すごくおもしろそうな取組みをされるみたいなので、月末、なんとか取材に行きたいです。
また、今朝は、豊島さんも調査票を持ってきてくださり、その後松本さんも来てくれました。

久々ご連絡の松本さん「幽霊会員の松本です~」とお電話をいただいたのですが、みかんイベントで実施予定の「みかん列車発車案内~愛媛みかんは宇和島からボランティアガイド」の件で、わざわざ来てくれました。
みかんの記録が記載された記録史をご持参いただいたほか、ブログ担当者に勉強に励みなさいと、参考になるような本を届けてくださり、また、「みかん産業」を支えた「輸送」についての大変おもしろいお話を聞かせていただきました。

スジ屋さんとの駆け引きのお話や、昔の鉄道便は、事故が多く、事故発生の際、どうやって荷物のありかを確認し、すばやく輸送していたかとか、みかん列車で、どれくらい時間がかかっていたとか、場所どりのために飲み食い打ちをがんがんやっていた話とか、共同選果場が、すべて線路沿いにある話とか、もうすごーーーく楽しくて、時間忘れちゃいました。

「みかんの歴史というと、どうしても、販路開拓とか、品種改良とか、栽培に特化したことばかりが注目されているけど、いかにして、汐留まで運んでいたのかとか、流通の話は、全然出てこないでしょう?そういう話は、当事者だから、すごくよく知ってるし、イベント当日は、ここなら何かの役にたてると思うよ」

とのこと。
とりあえず、あまりにおもしろい話で(ややっていうか、だいぶアングラ系もありですが)、「みかん産業を支えた男たち」とか本になりそうなくらい、当時の輸送事情とかがわかって、おもしろいんですよねー(あれれ。こういう話をおもしろいとか普通思わないのかなぁ)。もうまんまドラマですよ!

そんなわけで、ちょっとどっかで落ち着いたら、ビデオカメラもってお話を聞きに行かせてもらうことにしました。ああ。体が二つほしい・・・。