所要で宇和島税務署にやってきました。
どこの窓口に行けばいいのかわからず、戸口で(あやしく中を覗き込みながら)右往左往していたところ、おっちゃんが、声をかけてくださり、すったもんだあったんですけど、所定の手続きを終了。
自分の用事は2階だったのですが、わざわざ二階まで一緒に来て案内してくださり、自分は、この時一回こっきりでしたが、このおっちゃん、日に何度も、行ったりきたりしてんのかなぁと思ったら、やや尊敬の念がふつふつと。

で、せっかく税務署に来たんだから、ネタにしないとと、児島惟謙先生の生誕地の碑をぱしゃっとな。
宇和島藩士としては(脱藩されましたが)坂本龍馬さんとの邂逅もあった先生ですが、なんで、生誕地が税務署になってるのかは、不思議です。そういえば、宇和島簡易裁判所の方には、児島先生のことって何か言及されてるのかなぁ。

そんな司法権独立の父、児島先生の碑は、かなりの年代もの。登り立ち門の銅像と比べても、どっしり感たっぷりです。

裁判所構成法施行五十年に寄せて建てられたものみたいで、昭和14年。うーん。確かに年代ものでした。

でもって、石工さんの名前がしっかりある~!!かっこえ~♪

そして、裏にもいっぱい字が書かれてましたが、現代かな遣いではありませんでした・・・。
見にくいし、読みにくいしで、全文は意味わかんなかったんですけど、なんっつーか、迫力があるというか、説得力があるというか、もってかれるというか、ものすごい日本語なんですよね~。日本語って、すごい力のある言語だなぁと、改めてしみじみ。
何が書いてるのか興味がわいた人は、「新 宇和島の自然と文化(一)」を買ってちょ♪

古いし、読みにくいんですけど、この碑は、好きだなぁと思いました。綺麗に治せという声もあるかもしれないんですけど、当時の宇和島人の気概が感じられて、見ごたえあります。
申告のご相談に来られる際には、足をとめてみてください!