よそさまからは「俳句王国」と言われる愛媛県。正岡子規があまりにも有名なので、なんだか松山が元祖よ~というムードが漂ってますが、そこはそれ、自慢したがる「宇和島人」。ちょっと一言いわしてやんなせ!
そもそも俳句の元となる俳諧が、愛媛はもとより全国に身分を越えて広がる元を作った方といえば、宇和島初代藩主の4男でご家老の「桑折 宗臣さま」と言っても過言じゃない!はず!!
「愛媛県史にみる愛媛文化史」でも最初の方に出てきてます。
風流風雅を絵に描いたような方だったそうで、うちの課長なんかも大好きみたいなんですが、殿様の子どもとして生まれながら家臣としてつかえた彼が編さんした「大海集」には、だからなのか、立場を超えたいろんな人たちのあたたかくて素朴な句が掲載されているそうです(残念ながらまだ読んだことないのですが)。
詳しくは、↓を熟読あれ。
堀田建設さんとこの「伊予細見」~宇和島掃苔録~
そんでもって、他にも優れた俳人は、たくさんおられるんですけど、ブログ担当者が好きなのは、松根東洋城さん。
こちらは、↓をどうぞ
tackさんのHP「城下町宇和島から」~俳人・松根東洋城~
何がすきって、割と宇和島人、協調性やうやむやを好みつつも、反面がんとして譲らない部分も持ってると思うんですが、そういう意味でこの方のいかにも意固地な感じが大好きなんです。
さすが生首を家の旗印にあげる家系ですよね~と変なとこにも感心。
宇和島市内にも句碑があるのですが、句碑にはなっていないものをご紹介すると、
「蜘蛛の子や紫陽花に糸を試むる」とか「青梅をかむ時牙を感じけり」なんて、なんとも夏らしいですよねー。口がすっぱくなっちゃいます。
そんなわけで!
多くの俳人を輩出した宇和島の面目躍如に!!
みんな頑張って投句よろしくです~♪(ここまでひっぱっておきながらの他人任せってどうなんとお怒りでしょうが、普通に俳句のセンス皆無)。
締め切りは7月6日で~す。10日の日に、スタジオ生放送で、牛鬼まつりのPR隊が出張って選ぶ予定です。