このブログは、平成19年6月から平成22年3月までの間、愛媛県の南予地域活性化策の一つとして、宇和島市が住民のみなさんと取り組んだ「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」の軌跡と、当時の担当職員の日々の記録であり、平成22年3月末日を持って、新しい記事が更新されることはありません。
平成22年4月、「うわじま虹色ツーリズムプロジェクト」は、「うわじま虹色ツーリズム」として、会員である市民のみなさんが、独立運営を行っており、そちらの記録は「うわじま虹色ツーリズムです!」ブログをご覧ください。

2009年6月22日月曜日

たまには風流に

NHKさんの「週刊ほりのうち」という番組で、ただいま「牛鬼まつり」をテーマにした俳句の募集がされてます。

よそさまからは「俳句王国」と言われる愛媛県。正岡子規があまりにも有名なので、なんだか松山が元祖よ~というムードが漂ってますが、そこはそれ、自慢したがる「宇和島人」。ちょっと一言いわしてやんなせ!

そもそも俳句の元となる俳諧が、愛媛はもとより全国に身分を越えて広がる元を作った方といえば、宇和島初代藩主の4男でご家老の「桑折 宗臣さま」と言っても過言じゃない!はず!!
「愛媛県史にみる愛媛文化史」でも最初の方に出てきてます。

風流風雅を絵に描いたような方だったそうで、うちの課長なんかも大好きみたいなんですが、殿様の子どもとして生まれながら家臣としてつかえた彼が編さんした「大海集」には、だからなのか、立場を超えたいろんな人たちのあたたかくて素朴な句が掲載されているそうです(残念ながらまだ読んだことないのですが)。
詳しくは、↓を熟読あれ。
堀田建設さんとこの「伊予細見」~宇和島掃苔録~

そんでもって、他にも優れた俳人は、たくさんおられるんですけど、ブログ担当者が好きなのは、松根東洋城さん。
こちらは、↓をどうぞ
tackさんのHP「城下町宇和島から」~俳人・松根東洋城~

何がすきって、割と宇和島人、協調性やうやむやを好みつつも、反面がんとして譲らない部分も持ってると思うんですが、そういう意味でこの方のいかにも意固地な感じが大好きなんです。
さすが生首を家の旗印にあげる家系ですよね~と変なとこにも感心。

宇和島市内にも句碑があるのですが、句碑にはなっていないものをご紹介すると、
「蜘蛛の子や紫陽花に糸を試むる」とか「青梅をかむ時牙を感じけり」なんて、なんとも夏らしいですよねー。口がすっぱくなっちゃいます。

そんなわけで!
多くの俳人を輩出した宇和島の面目躍如に!!

みんな頑張って投句よろしくです~♪(ここまでひっぱっておきながらの他人任せってどうなんとお怒りでしょうが、普通に俳句のセンス皆無)。

締め切りは7月6日で~す。10日の日に、スタジオ生放送で、牛鬼まつりのPR隊が出張って選ぶ予定です。